世界的にも有名となりつつあるYABUSAME。
鶴岡八幡宮の例大祭(9/14〜9/16)の三日目、小笠原流流鏑馬神事を拝見しました。
800年以上続いている歴史ある御神事です。
流鏑馬は、疾走する馬上から鏑矢を放ち的を射る弓術。
馬を馳せながら矢を射ることから、「矢馳せ馬(やばせうま)」、そこから転じて「やぶさめ」と呼ばれるようになったといわれています。
ピンと張りつめた厳かな空気の中、鎌倉武士さながらの狩装束を身にまとった射手たちが、馬を駆りながら3ヶ所に設置された的を次々と射抜く姿は迫力満点。
掛け声は「インヨーイ」=「陰陽射」。
陰陽道と深い関わりがあるのです。
「陰陽」という矢声は宇宙、ひいては神そのものと呼応しあうためと考えられているとのこと。
神馬と射手の後ろ姿も美しいです。
神聖な馬場を丁寧にお掃除する様子は、神事が始まる2時間前(11時)の写真です。
一般席でも、最前列をとるためには、本や飲み物を持って早めに行動することをお勧めします★
3つ目の的の近くでしたが、射るお姿は撮れませんでした…。
次回は場所を変えてみようと思います。
終わったとたんに雨がポツリポツリ。。。
神様がいらしたようでした。
流鏑馬神事。一見の価値有りです!
(4月の「鎌倉まつり」の流鏑馬神事は武田流です。)