長い梅雨の合間、
雨上がりのほんの数十分。きらきら水玉が眩しくて。
いつもの風景に魔法がかかったようでした。
電線で羽を休めるツバメたちが、音符のよう。
まるで空に音楽を奏でているようで、
束の間、平和に包まれました。
ご近所のブルーベリーから滴る雫も、ぴとぴと優しい音楽を響かせていました。
太陽に導かれ、自然をほんの少し見つめただけで、絵本や童話の世界に足を踏み入れたような感覚に陥り、良い気分転換となりました。
この後、海風が強く吹き、あっという間に大雨が降り、そのことがまた
「ついさっきの魔法時間」を一層愛おしいものとして演出してくれました。
悲しいニュースが溢れる毎日の中、心を平穏に保つことが難しいですけれど、
小さな幸せを体いっぱい感じる時間を大切にしながら歩みたいものですね。
皆様と皆様の大切な方々が、どうかお元気でありますように。
鎌倉の空の下よりお祈りしています。