10月の望月。
雨が強く降った後の月は煌々と輝き、
その混じりけの無いまっすぐな光を見つめていると、吸い寄せられそうに、手が届くのでは無いかという錯覚に陥りました。
くまからの庭の木々を照らし、草の上にも優しい光と影が落ちていました。
月と地球と太陽が一直線。
部分食の時間は明け方。
近くに寄り添う木星が見守っていたことでしょう。
西の空に沈んだ後、再び雨が降りました。
雨が、舞台の緞帳(どんちょう)の役割をしているように感じました。
空が舞台で、地球が客席。
地球が宇宙が平和でありますように。
多くの人々が心穏やかに空を見上げることができますように。
それには、
自分の心の内を平和にすることからかもしれません。
寒暖差の大きい時期。
皆様、お身体を大切にお過ごしくださいね。