2025年

3月

31日

調身・調息・調心 

春休みシーズン。年度末。

 

ご卒業やご入学、ご入園。

新生活の準備でお忙しくされている方も多いと存じます。

 

確定申告が終わってホッとしている方もいらっしゃるでしょうか。

 

かくいう私も、木の芽時ということもあり、体調や心のバランスを崩しつつも忙しくしてしまっていました。

 

 

忙しかったり緊張が続くと、知らず知らずのうちに呼吸が浅くなっている自分に気づきます。

やることが多い時ほど、努めてゆっくりの呼吸を心がけたいものですね。

 

 

 

禅に、「調身・調息・調心」という美しい言葉があります。

 

「身がととのい、息がととのえば、心おのずからととのう。」

 

という意味です。

鎌倉の報国寺で座禅とともに教えていただいてから、生活に取り入れるよう心がけるものの、常に実践できるかというと、なかなか難しいものです。

 

情報の溢れる現代、意識的に情報から離れ、自然に身をおくことの大切さを実感する日々です。

 

 

波音を聞きながら静かに過ごす時間。

夕日を眺めながら、ゆっくり過ごす時間が尊いです。

 

土地とのご縁、人とのご縁、

様々なご縁に感謝をしながら、

けれど情報取得に受け身の姿勢は改めて、

バランスよく歩みたいものです。

 

 

皆様はどんな春をお過ごしでしょうか。

お身体を大切に、穏やかな日々をお過ごしになれますように。

 

 

 

 

 

 

 

 

2025年

2月

23日

島の息吹

足元の野花の息吹。

リュウキュウコザクラ。
4-5mmの小さな小さな白い花。さらに小さなツボミ。
見つけると、じっと見入って、しばし時の流れを忘れます。
可憐な姿と逞しい生命力。

背筋が伸びる思いです。

 

黄色い実はデュランタ、別名タイワンレンギョウ。
緑から黄のグラデーションに見入りました。

 

宮古島の緋寒桜(ヒカンザクラ)、通称ヒザクラ。
色が濃くて、蕊(しべ)がしっかりしていますね。

 

ヤブツバキもよく見かけます。
小ぶりでとても可愛らしいです。

 

島の春。

島の風に心身を浸しながら、

ゆっくりと味わうことのできる時間が至福です。

 

 

 

 

 

 

     



2025年

1月

03日

初春_2025

謹んで新年のお慶びを申し上げます。

 

宮古島は曇りの日が続いていますが、柔らかな光で満ちています。

さとうきびの尾花があちらこちらに咲いていて、島の景色を彩ってくれています。

 

初詣は、静かな御嶽(うたき)へ行きました。

鳥の声や波の音、木の葉が擦れる音に耳を傾けながら手を合わせていると、自然と背筋が伸び感謝が溢れます。

 

 

2025年、皆様と皆様の大切な方々にとって、素晴らしい日々となりますように心よりお祈り申し上げます。